Azure Dev Test Labsに触れてみた
AzureにはAzure DevTest Labsという、開発者&テスター向けの仮想マシンを管理する機能があります。
どの程度何ができるのか軽く触れてみたのでまとめておきます。
できること
- 仮想マシンの数とインスタンスサイズを制限
- 作成する仮想マシンのイメージを制限
- Marketplaceから使用できるイメージを制限
- 独自のVHDイメージ
- 仮想マシンを作成後にアーティファクト(成果物)と呼ばれるアプリケーションをプロビジョニング
- 仮想マシンの自動起動と自動シャットダウン
アーティファクト(成果物)について
まだ、日本語訳の問題なのかアーティファクトと成果物という単語が乱立しているので混乱しますが、アーティファクトは仮想マシンの作成後にインストールするアプリケーションです。
仮想マシンイメージを作るときのアーティファクト選択はWindowsとLinuxベースで異なりますが、Windowsだとこのような感じのアプリがデフォルトで用意されてます。
アーティファクトはjsonで管理されているリポジトリに定義されているので、独自でアーティファクトを追加する事もできます。
自動起動・自動シャットダウンのスケジュール
仮想マシンの自動起動や自動停止は全体だけでなく、仮想マシン単位で行う事ができます。
起動のスケジュールは曜日単位で選べるのですが、停止スケジュールは曜日選択できないようです。
まとめ
DevTest Labを使うとユーザーは制限された範囲内で仮想マシンを使用する事ができます。管理者側からするとDevTest Lab単位でコストの確認や、Azureサブスクリプションから開発&テストメンバー用にサブスクリプションを貸し出しているような利用方法になります。